● 健康状態をチェックする ●
卵でチェック
健康なメスの飼いうずらは、成鳥になってから1、2年前後の間、
体調が良く、適度な温度の環境に居れば、数日〜数十日おきに卵を産みます。
卵はうずらの健康状態を知る1つの目安なので、よく観察して下さい。
うずらの健康状態が良い時の卵
黒ブチ模様がある
殻が固く、しっかりとしている
白い粉で表面がザラザラしている
うずらの健康状態が悪い時の卵
黒ブチ模様がない
殻が薄い、もしくは殻がない
表面はつるつる
模様が無く、指で摘んだだけで割れたりする卵は異常です。
卵に異常がある場合は、ほぼ間違いなくうずらにも問題があります。
特に、骨が弱くなり、急死する可能性が高くなります。
そのまま放っておくと、短命に終わるので、必ず改善をするべきです。
日光浴をさせる事や餌をラウディブッシュに変更すると改善される場合もあります。
カルシュウム、ビタミンD3不足によって卵が体内に詰まる症状もあります。
その場合、個人での治療はほぼ無理で、獣医の診断を受ける必要があります。
健康な卵を産むうずらでは、卵が詰まるような事はまずありません。
お腹を触ってチェック
極端に痩せていないか調べて下さい。
お腹の真ん中を筋のように走っている胸骨の周りに、ちゃんとお肉が付いているか、触って確かめます。
胸骨が指で摘めるほど肉が無く、痩せている場合は、致命的な病気と考えるべきです。
おそらくそのうずらは、近いうちに死んでしまうでしょう。
餌を与えているのに、太る様子が無い場合は、内臓に疾患がある疑いもあります。
うずらに多いのは、古くなって酸化した魚粉などの粗悪な餌で肝臓などに障害を起こしている場合です。
ホームセンター等で手に入る安価な餌だけを与えている場合にみられます。
すぐに、今与えている餌を全て捨てて、ラウディブッシュに変える必要があります。
餌を食べずに痩せている場合は、感染症などの病気の疑いもあります。
その場合、個人での治療はほぼ無理で、獣医の診断を受ける必要があります。
強制給餌をする必要も、あるかも知れません。
毛並みをチェック
特にお腹に毛がしっかり生えているのか、よく見てください。
お腹の地肌が剥き出しになっている場合は、疾患や皮膚病の可能性が高いです。
ケージの掃除を、これまでより頻繁に行って下さい。
うずらに多いのは、古くなって酸化した魚粉などの粗悪な餌で肝臓などに障害を起こしている場合です。
ホームセンター等で手に入る安価な餌を与えている場合にみられます。
すぐに、今与えている餌を全て捨てて、ラウディブッシュに変える必要があります。
頭頂部の毛が抜けている場合は、天井に頭をぶつけている可能性が高いです。
衝突対策を必ずして下さい。
背中の毛が抜けている場合は仲間に引き抜かれた可能性もあります。
一匹しか居ないのに背中の羽根が少ない場合は、内臓障害や皮膚病の可能性が高いです。
ケージの掃除を、これまでより頻繁に行って下さい。
健康状態が改善すれば、羽根はまた生えてきます。
糞を見てチェック
やけに水っぽい糞の場合は危険です。
下痢と多尿のケースがあり、症状は異なりますが、どちらも異常です。
下痢をしている場合は、糞が不定形で濁った水状です。
多尿の場合は、糞は形を留めていますが、透明な水分が多い感じになります。
どちらも内臓の疾患の可能性もあり、
多尿の場合は、多飲であり、糖尿病の可能性もあります。
いずれも、瀕死のうずらによくみられる症状で、こうなった時は手遅れのケースも多いです。
できるだけ早く、病院に連れて行ってください。
油絵の具のような粘り気があり臭いがキツイ糞は、下痢ではなく、
健康なうずらがするものなので心配はありません。
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