● 日光浴について ●

 

紫外線(UVB)に当たる事で、うずらはビタミンD3を体内で生成します。   ビタミンD3はカルシュウムの吸収に必要な栄養素で、 うずらにとっては絶対に必要なものです。   ビタミンD3を摂らないと、うずらは軽いショックでも骨折するようになり、 極めて短命に終わります。 紫外線とビタミンDの関係について詳しくは以下で調べてみて下さい。

紫外線 ビタミンD - Google 検索

 

天気の良い日は、日光を当てるとビタミンD3の摂取が出来ます。

その場合ガラス越しより、直射日光が良いと思います。

ケージが大きくて運ぶのが面倒な場合は、日光浴用の小さな鳥かごを別に用意してあげます。 後は、日光浴中に猫に襲われないように、籠を宙吊りにするなど工夫が必要です。 天気の良い日にあまり長く直射日光にさらすと、熱中症になるので、 快晴の夏日なら1日で合計15分〜30分程度、 薄曇の涼しい日なら1日で合計30分〜2時間程度、直射日光にさらします。 長時間日光に当たっても必要以上にビタミンD3が生成される事はありません。 15分程度でもビタミンD3は生成されるそうです。 晴れている日はマメに出してあげる事が大切です。   野良猫の手が届く場所は大変危険なので、飼い主が常に側にいて下さい。   ビタミンD3は魚(とくに鮭)に多く含まれると言われますが、 ハトの餌やムキアワなどの穀物には全くと言っていいほど含まれてません。

ビタミンD3を含む餌として

ラウディブッシュ・ペレットがあります。

日光浴が定期的にできないは環境では、必ず与える必要があります。

 

ビタミンD3は犬猫用の減塩煮干(イワシ)にも多少含まれていますが、 管理が難しく、すぐに酸化し毒素化するので 基本的には与えてはいけません。   しかも、減塩とは言え塩分を含んでいます。 人間用の煮干しはもっと塩分が多いので論外です。 煮干しを与えるよりも、 ラウディブッシュ・ペレットを与えたほうが遥かに安全です。

 

他に爬虫類用の紫外線ライトを室内で数分間当てるという方法もあります。 ただし、紫外線ライトは寿命が1年ほどしか持たない事と、 電球1個で5000円以上するものもあります。

 

人間用のビタミンDサプリメントを与えるという方法も考えられますが、 単にビタミンDと書かれているものにはビタミンD3ではなく、 ビタミンD2の場合があるので注意しなければなりません。 うずらに必要なのは主にビタミンD3です。

 

 

 

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