● 暖房の用意 ●

 

うずらは自然界では、暖かい場所を好む渡り鳥です。

また、野生の鳥と比べても、飼いうずらは寒さに強いとは言えないので、

ペット用暖房の設備はしておきましょう。

よく、発情を抑える為に、寒い場所に置いたほうが良いという意見もありますが、

「寒い」と一言で言っても地域差があり、例えば、沖縄と北海道とでは格段に差があります。

雪の降るような厳しい冬場でも、うずらは野外でも死なない場合もあります。

ただ、それがうずらに適している環境だとは言えないと思います。

反面、一年中春のような気温にしておくのは、季節感を狂わせ、

過剰に産卵を促し、うずらの体に負担をかけると言われます。

雪が降るような地域ではヒーターを使用しても、冬場は常に寒いので、常時ヒーターを使用します。

それ以外の地域では、寒い夜のみヒーターを付けるなど調節が必要です。

自然界の野生のうずらは九州地方で冬越しをすると言われています。

 

ペットヒーター20W (ヒヨコ電球)

20W〜100Wのものがあり、多く出回っているものは、20Wの低出力のものです。

20Wではケージに設置する暖房としては、特に寒冷地では効果が弱すぎるので、

40Wか、必要に応じて40W以上ものを選びましょう。

ペットヒーター100W

20Wのものに比べてかなり巨大です。

鳥篭ではうずらの居住スペースが無くなってしまうので、大きいラビットケージに設置するのに適しています。

温度が強すぎないか心配かも知れませんが、心配するほど強力な熱は発しません。

手を側に当てると、じんわり暖かい程度です。

うずらの暖房として適していると思います。

むしろ普通の白熱球並に電力消費が多いので、電気代のほうが心配です。

高価(3000円〜)ですが、ものによっては10年以上使えるものです。

普通の電球とは構造が違い、なかなか切れません。

オンラインショップでも買えます。以下で探してみて下さい。

ペットヒーター - Google 検索

いちいちコードを引き抜くのが面倒な場合は、

スイッチ付きのコンセントをペットヒーターに付けると便利です。

 

 

 

 

トップページに戻る