● お風呂に入れる ●
うずらは水浴びをする習性はなく、
通常、うずらをお風呂に入れる必要は全くありません。
ただ、毛並みがあまりに悪く、汚れている場合などは、お風呂に入れる事である程度綺麗になります。
ただ、大抵とても嫌がり、暴れます。
うずらは泳ぐ事ができないので、湯船に浮かせると、すぐ沈んで溺れます。
お風呂と言っても、湯船に入れる必要はなく、シャワーを使うと良いでしょう。
ただし一緒にお湯を浴びようなどとは思わないで下さい。
自分(人間)の体を拭いている間にうずらの体が冷えてしまいます。
お風呂場に連れて行く前に、お風呂上りにすぐ暖められるように、
部屋を暖房で真夏の気温にしておきます。
ハンドソープなど刺激の弱い石鹸で首から下を洗ってあげます。
泡が目に入らないように注意して下さい。
石鹸によってはアレルギーを起こす可能性もあるので、
危険だと思う場合は、石鹸は使わないで下さい。
人間が濡れた服を着たままでいると、風邪を引くのと同じで、
濡れた羽根はうずらの体温を急激に奪います。
シャワーが終わったら、すぐにタオルに包んで羽根の水気を軽くとり、
湯冷めさせないようにタオルに包んだまま、すぐ暖めた部屋に連れて行きます。
細心の気遣いで人間用のヒーターに当てます。(低温やけどをさせないように注意)
ドライヤーを使う場合は、羽根に暖かいそよ風を入れてやるような感じで、
やけどと風圧に気をつけながら遠めから温風を当てます。(冷風はもちろん×)
うずらの体を温めながら羽根を十分に乾かして下さい。
うずらの羽根を濡れたままにしておくと、確実に死んでしまいます。
羽根が乾いた後は、羽根に油のようなものを塗る必要はありません。
うずらの身体に必要なものは、うずら自身が自然に分泌します。
トップページに戻る